パーチナ パクナ 2016 イタリア トスカーナ 赤ワイン 750ml

【この商品について】

パクナは、パーチナワイナリーを代表するフラッグシップワインであり、トスカーナの伝統と革新が見事に調和した傑作です。このワインは、キャンティ・クラシコ地区の石灰質土壌から生まれる純粋な果実味と、エレガントな酸味が特徴です。

手摘みで収穫されたブドウは、野生酵母による自然発酵を経て大樽で熟成されます。この伝統的な醸造手法により、果実の鮮やかさを保ちながらも、複雑で奥深い味わいが生まれます。グラスに注がれたパクナは、美しいルビー色を呈し、チェリーやプラムの果実香に、スパイス、革、土の香りが絶妙に調和します。

口に含むと、シルクのような滑らかなタンニンと生き生きとした酸味が口中に広がり、長く続く余韻には、トスカーナの大地の記憶が刻まれています。若いうちから楽しめますが、10年以上の熟成により、さらなる複雑性と深みを発揮する、真のヴィンテージワインです。

2016ヴィンテージは、果実からモストへの糖分の移行、そしてそのあとのアルコール発酵が非常にゆっくりとしか進まなかった樽があり、醗酵が終わるまで半年ほどマセレーションの状態で待つことになりました。結果、圧倒的な力強さがあるにも関わらず、タンニンは細やかで甘く、そのアルコール度数(14.5%)を全く感じさせない飲み心地がある素晴らしいワインとなったため、単独でボトリングされパクナとしてリリースされることになりました。

【生産者について】

トスカーナ州キャンティ・クラシコ地区南端、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガに位置するパーチナは、エトルリア時代から続く歴史ある土地に根ざすワイナリーです。ワイナリー名は、エトルリアのワインの神「パチャ」に由来しています。

1933年に現当主ジョヴァンナの曾祖父が60ヘクタールの敷地を取得し、1972年に環境学者の両親エンツォとルチアが理想とする農業を実践開始。化学肥料や農薬を使わず、多様な作物栽培と休閑地を設けることで持続可能な農場経営を行っています。

1987年からステーファノとジョヴァンナ夫妻がワイン造りを本格化。1000年前の修道院時代から残る地下セラーで、野生酵母による自然発酵、大樽での熟成、ノンフィルター、極少量の亜硫酸添加という伝統的手法を貫いています。

500万年前の海底だった凝灰岩土壌「トゥーフォ・ディ・シエナ」から生まれるワインは、テロワールの純粋な表現として高く評価されています。現在は6世代目となる子供たちが加わり、伝統を受け継ぎながら未来へと歩み続けています。

【商品の詳細】

生産年：2016年

ワインのスタイル：赤ワイン

内容量：750ml

原産地：イタリア > トスカーナ

品種：サンジョヴェーゼ

輸入元：株式会社ヴィナイオータ

※輸入時に生じたと思われるボトルの擦れや当たり等が見られる場合がございます。ご了承の上お買い求めくださいませ。

店舗内のウォークインワインセラーにて保管中

【20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売は行っておりません。】