カンテ ロッソ ルドヴィク 750ml イタリア ヴェネツィア ジューリア 赤ワイン

【この商品について】

エディ・カンテが手がけるロッソ・ルドヴィクは、カルソ地方の冷涼な気候下で育つ赤品種から生まれる、フリウリの伝統と独創性が見事に融合した傑作です。ピノ・ネーロ40%、テラーノ30%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、メルロー10%という絶妙なブレンドにより、複雑性と調和を兼ね備えた味わいを実現しています。

2週間の醸し発酵後、25ヘクトリットルの大樽と新樽のバリックで4年間の長期熟成を経て、最終的なアッサンブラージュが行われます。濃い ルビー色を呈し、熟した赤果実や森の果実の香りにカカオのローストしたニュアンスが調和した、洗練されたブーケを放ちます。口中では豊潤で包み込むような味わいが広がり、鼻で感じた果実味にバルサミコの風味が加わり、長く心地よい余韻を楽しむことができます。

石灰岩と赤土という独特のテロワールが生み出すミネラル感と、各品種の個性が見事に溶け合ったこのワインは、赤身肉やジビエ、熟成チーズとの相性が抜群です。18-20℃でサービスすることで、その真価が最大限に発揮されます。フリウリの気品ある伝統を現代的なセンスで表現したルドヴィクは、時を経るごとに新たな魅力を開花させる、長期熟成のポテンシャルを秘めた稀有なワインです。

【生産者について】

フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のカルソ高原、スロヴェニア国境とトリエステ湾に挟まれた険しい石灰岩台地に位置するアジィエンダ・アグリコーラ・カンテは、1980年に設立された家族経営のワイナリーです。オーナーのエディ・カンテは、この地で最初にワインをボトリングした先駆者の一人であり、カルソ地方の持つ並外れたポテンシャルを信じ続けてきました。

標高約800メートルに位置する17ヘクタールの畑は、赤土とテラロッサと呼ばれる石灰岩質土壌に覆われ、ボーラやトラモンターナといった強風により空気が清浄に保たれる一方、海の影響で温暖さも得られる特殊な微気候を享受しています。ヴィトフスカやマルヴァジア・イストリアーナといった土着品種から、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの国際品種まで、厳しい環境で生き抜く葡萄から、年間約65,000本のワインを8つのラベルで生産しています。

カンテ氏が石灰岩を掘り抜いて造った3層の地下セラーは、一定の温度を保ち、発酵から熟成まで理想的な環境を提供します。彼のワイン造りの哲学は「最小限の介入」を基本とし、テロワールと葡萄本来の特性を最大限に表現することです。酸味とミネラル感が特徴的なカンテのワインは、その独創性と卓越性により国内外の評論家から高く評価され、ヴィンテージを重ねるごとに愛好家を魅了し続けています。

【商品の詳細】

ワインのスタイル：赤ワイン

内容量：750ml

原産国：イタリア > ヴェネツィア・ジュリア

品種：ピノ・ネロ、テラーノ（レフォスコ）、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

輸入元：株式会社ヴィントナーズ

※輸入時に生じた思われるボトルの擦れや当たり等が見られる場合がございます。ご了承の上お買い求めくださいませ。

店舗内のウォークインワインセラーにて保管中

【20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売は行っておりません。】