[2003年] シャトー ドルシュヴィール ピノ グリ グラン クリュ ランゲン 2003 やや甘口 白ワイン 750ml フランス アルザス

【この商品について】

アルザス最南端かつ最も標高の高い（標高330-467m）特別なグランクリュ「ランゲン」から生まれた2003年ヴィンテージは、真に稀有なワインです。アルザス唯一の火山性土壌を持つこの畑は、急峻な南向き斜面でシリカ質岩石と玄武岩の溶岩から成る肥沃な土壌が特徴です。

2003年ヴィンテージは記録的な猛暑と干ばつに見舞われた早熟年で、弱い酸性ながら美しいミネラリティと豊かなタンニンを持つ特別な年となりました。黄金色の美しい色合いに柑橘類と桃の香り、バタートーストのニュアンスが感じられます。

口中では、柑橘のアロマと白い花の香りが徐々にトーストしたアロマとナッツのヒントに変化し、ランゲン特有のスモーキーで火薬のような強烈なミネラル感、そして塩味を伴う独特の酸味が余韻に続きます。この火山性テロワールが生み出す力強く深みのある味わいは、アルザス地方でも最もリッチで力強いピノ・グリとして名高く、長期熟成のポテンシャルを秘めた偉大なヴァン・ド・ガルドです。

【生産者について】

アルザス地方南部の古都タンとコルマールの間に位置するシャトー・ドルシュヴィールは、13世紀から16世紀にかけて建造された歴史ある城で営まれるワイナリーです。1986年に農学エンジニアのユベール・アルトマンが家族経営のドメーヌを引き継ぎ、現在は息子のゴーティエ・アルトマンによって運営されています。24ヘクタールの畑では5つのグランクリュを含む多様なテロワールを所有し、アルザス地方でも屈指の品質を誇ります。

収穫量を地域平均より常に25-30%低く抑え、品質にこだわった栽培を行っています。醸造では品種本来のアロマの純粋性を保つため、マロラクティック発酵を避け、中性容器で熟成を行います。また、20世紀初頭にマルタン・アルトマンのために特別に作られた伝統的な大樽を使用し、毎年同じ品種に同じ樽を使用するこだわりの製法を貫いています。

石灰岩から希少な火山性土壌まで多様なテロワールを駆使し、持続可能で環境に配慮した栽培を実践。国際的な評価も高く、ミシュラン星付きレストランのワインリストにも数多く採用されています。アルザス地方の伝統と革新を融合させた、真のテロワールワインをお楽しみください。

【商品の詳細】

生産年：2003年

ワインのスタイル：半甘口ワイン（残糖：38.5g/l）

内容量：750ml

原産地：フランス > アルザス

品種：ピノ・グリ

輸入元：株式会社ヌーヴェル・セレクション

※ヴィンテージワインのため、経年によるボトルのキズや汚れが見られやすくなっております。また、製造・輸入時に生じたと思われるラベルのヨレや擦れ等が見られる場合がございます。ご了承の上お買い求めくださいませ。

※※ボトルによりましてワインの色合いに濃淡が見られる場合がございますが、経年に伴うオリ発生量の違い等によるボトル差となっており品質には問題ございません。また、オリ、酒石が沈殿していることがございますが、ワインの成分であり品質には問題ございません。

店舗内のウォークインワインセラーにて保管中

【20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売は行っておりません。】