【漢方解説】にきびと漢方

本日の漢方的な考え方で解説する症状は・・・

 

【にきび】

 

 

こんにちは。店主の安福です。

 

本日の漢方的な考え方で解説する症状は、

『にきび』です。

 

 

にきびとは、毛穴のつまりと、男性ホルモンの作用による皮脂の分泌が亢進することによって引き起こされる皮膚疾患です。

 

症状が初期のうちに治療すると、にきび跡も残りにくく、治療期間も短いものとなります。

しかし、にきびの症状が進行すると、皮膚の炎症も強くなり、治癒後であっても、にきび跡が残りやすくなります。

そのため、美容面からも、精神的・感情的に影響を与えやすい疾患でもありますので、単なる生理的な変化と捉えずに、十分な対応が必要となります。

 

にきびは、その症状の強さによっては、治療に抗菌薬(抗生物質)の内服が必要となる場合がございます。

その場合は、漢方治療よりも、まず医療機関での治療をおすすめすることがございます。

 

 

漢方理論でのにきびの原因は、身体の中に「熱」が過剰にあるためだと考えることが多いです。

その身体にある余分な熱が、皮膚の表面に出てきて、炎症を引き起こしていると考えます。

 

そのため漢方治療の方針は、身体の中にある過剰な熱を冷ます処方を選択することが基本になります。

この時、単に熱を取り除くだけではなく、これ以上の熱の発生を防ぐために、身体のバランスを整えることも目的となります。

 

他にも、にきびの発生場所が、顔や頭部などの上部に多いのか、または体幹部に多いのかでも、処方選択に関わってきます。

 

 

実際の治療では、にきびの原因や発生場所の他にも、お客さまの体質や生活環境、にきび以外に現れている症状なども考慮し、最も適した処方を選択することとなります。

 

安福直行
薬剤師
日本薬剤師研修センター認定漢方薬・生薬認定薬剤師
日本チェーンドラッグストア協会認定漢方アドバイザー
日本アンチ・ドーピング機構認定スポーツファーマシスト

 

 

【処方選択の一例】

「皮膚が赤く、炎症の強い方」「蓄膿症や鼻炎のある方」

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荊芥連翹湯

 

 

「顔が熱く、のぼせ感のある方」「顔や頭部ににきびができやすい方」

清上防風湯

 

 

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〒523-0061 滋賀県近江八幡市江頭町448-3 「ソムリエの薬剤師がやってるお店です。」

文:店主 安福直行

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