【漢方解説】貧血と漢方

本日の漢方的な考え方で解説する症状は、

 

【貧血】

 

 

こんにちは、ご覧下さりありがとうございます。

店主の安福です。

 

本日の漢方的な考え方で解説する症状は、

『貧血』です。

 

 

貧血が引き起こされる原因には様々なものがあり、その原因によって診断名や治療法が異なってきます。

 

最も貧血の原因として多いのが、鉄分の不足です。(鉄欠乏性貧血)

他にもビタミンの不足や、血液の病気などで引き起こされることがあります。(悪性貧血、再生不良性貧血、等)

 

血液の病気などで引き起こされる貧血の中には、非常に重篤な場合がございます。

動悸、息切れ等の貧血症状が相当重く、何らかの重篤な病気が考えられる場合は、漢方治療よりも、まず医療機関での診断をおすすめすることがあります。

 

 

漢方による貧血の治療は、副作用等で通常の貧血治療薬が飲めない場合や、検査値は正常にもかかわらず、貧血様の症状が現れている場合に用いられることが多いです。

 

漢方理論での貧血の原因は、「血(けつ)」というものが不足していると考えます。

 

漢方理論でこの「血」は、いわゆる「血液」を意味するだけではありません。

人体の生命活動を維持するために、全身を巡っている栄養物質のようなものを意味しています。

漢方治療では、その「血」を補うような処方により、貧血症状を改善致します。

 

「血」が不足してしまう要因としては、大きく2つのことがあると考えます。

1つは胃腸の働きが良くないために、十分な「血」を造り出すための栄養が摂取できない場合とするものです。

もう1つは、体内で「血」を造り出す臓器が弱っている場合とするものがあります。

 

ただ多くの貧血は、その両方の要因が同時に引き起こされていますので、どの要因が最も症状に影響を与えているのかを判断し、処方を選択致します。

 

 

実際の治療では、貧血を引き起こしている要因の他にも、お客さまの体質や、貧血以外に現れている症状も考慮して、最も適した処方を選択することとなります。

 

安福直行
薬剤師
日本薬剤師研修センター認定漢方薬・生薬認定薬剤師
日本チェーンドラッグストア協会認定漢方アドバイザー
日本アンチ・ドーピング機構認定スポーツファーマシスト

 

 

【処方選択の一例】

「食欲が無い方」「手足の冷えがある方」

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人参養栄湯

 

 

「不眠のある方」「精神的に疲れている方」

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加味帰脾湯

 

 

TEL:0748-33-8602 FAX:0748-33-8603
営業時間:9時~20時 定休日なし
〒523-0061 滋賀県近江八幡市江頭町448-3 「ソムリエの薬剤師がやってるお店です。」

文:店主 安福直行

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